手作りのパンをふわふわに焼くには、基本の工程ひとつひとつを丁寧に行うことと材料に配慮することが必要です。
ここではふわふわのパンを焼くポイントについてご紹介しましょう。
1.材料は正確に量る
当たり前のことのようですが、必要な材料は省略することなく全て用意することが重要です。そして分量は目分量ではなく、キッチンスケールなどを使って正確に量ることも大切です。これはパンの完成に大きく関係してきます。
またイーストが古いと、パンがしっかりと膨らまないので注意が必要です。更に卵やバター、牛乳などは前もって常温に戻しておきましょう。
2.手順
パン作りを始める前に、手順はひととおり頭に入れておきましょう。手順を飛ばしたり前後するとふわふわ感を出すことはできません。
イーストは砂糖と相性が良く発酵が良くなるため、計量するときに近くに置きます。反対に塩は相性が良くないのでイーストから離しておくようにしましょう。
3.捏ね
パン生地はしっかり捏ねることによって、生地内のグルテン膜が形成されます。このグルテン膜は、イースト菌によって出る炭酸ガスを逃がさないための重要な役割を果たしています。
ふわふわのパンを焼くには、しっかり捏ねるようにすることが大事になります。
4.発酵
発酵が十分に進んでいるかどうかは、フィンガーテストで確認しましょう。
指の第一関節のあたりまで生地に差し込み、抜いた後も指の跡がきれいに残っていればOKです。
5.形成
パンを形成するときは、表面をピンと張るようにしてイースト菌から出た炭酸ガスを閉じ込めるようにしましょう。そして炭酸ガスを逃がさないようにためには、とじ目をしっかり閉じることも大切です。
6.焼成
焼成でのポイントは、まずオーブンの十分な予熱を忘れないことです。そして焼き時間は決して延ばしてはいけません。焼き時間が長くなるとパンが乾燥し、パサパサになってしまいます。
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