アスリートの補食とは、1日の食事でとりきれない栄養を補うためのものです。スポーツの補食にはいろいろな役割があり、効果的にとるためにはそれらを理解することが必要です。
ここでは補食をとるタイミングと補食の種類についてご紹介します。
1.スポーツ前
スポーツをする2~3時間前は、あまり食べ過ぎなければ比較的腹持ちのいいおにぎりやパンなどを食べても大丈夫です。
更に1~2時間前になったら、競技に支障が出ないように、なるべく消化されやすいバナナやエネルギーゼリーなどが補食としておすすめです。
そして運動の直前から30分前になったら、できるだけ食べないようにしましょう。
2.スポーツ中
試合など運動の最中には、スポーツドリンクでエネルギー補給します。
ただしフルマラソンなど、長い試合の中ではしっかり栄養補給しましょう。1時間に1回、100㎉(バナナ1本程度)が目安です。
3.スポーツ後
スポーツ後は疲労回復のために栄養補給をなるべく早く行います。これは身体がエネルギー補給のために、筋肉を分解し始めていることも大きな理由です。
そのためにバナナやサンドイッチなど、すぐに食べられるものを準備しておくのがおすすめです。
4.試合の合間
1日に試合が複数回あり、その間の時間が空く場合は消化しやすいものをとりましょう。
糖質はおにぎりなどを中心にとり、水分補給はしっかり行います。
《スポーツフードマイスター資格の口コミ》
スポーツフードマイスターは、スポーツの基本から毎日の献立・レシピなど実践レベルまでを身につけた人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・スポーツトレーナーになるためのステップアップとして取りました。栄養士の資格とはまた違った観点で理解できました。
・スポーツチームの監督をしているため、選手たちの栄養面でのサポートができるようになってよかったと思います。
・部活に励む息子のために取り、とても役に立っています。
スポーツに関わっている方は、日本安全食料料理協会のホームページにアクセスしてみてはいかがでしょうか。