オーガニック野菜はおいしさや安全面での魅力がある一方で、市販の野菜よりも取り扱いが難しい面があります。安全に栽培したり、よいものを選んだりするには、高い技術や知識が必要です。オーガニック野菜の資格を取得することで、オーガニック野菜の育て方を効率よく学べます。
ここではそれぞれに学べる内容が違う資格を4種類ご紹介しましょう。
1.野菜栽培士(日本インストラクター技術協会)
季節ごとの野菜の育て方や、栄養素・野菜に合う食材に関する知識があることを証明する資格です。野菜だけでなく、キノコ・ハーブ・穀物など、野菜と相性のいい食材に関する知識も得られます。
野菜を栽培する方はもちろん、食材として野菜を扱う知識や技術がほしい方にも役立つ資格です。またオーガニック野菜についての基本知識がほしい方にも向いているといえるでしょう。
2.オーガニック野菜アドバイザー(日本安全食料料理協会)
野菜の産地や栄養素・保存方法を学べる資格です。「野菜栽培士」同様、さまざまな野菜について学べますが、「オーガニック野菜アドバイザー」は食材としての扱い方を学べます。
またどちらの資格も受験申し込みと試験が在宅でできるため、挑戦しやすい資格でもあります。
3.美味安全野菜栽培士(日本創芸学院・日本園芸協会)
協会指定の通信講座を修了すると取得できる資格です。専門家の指導の下、なじみ深い野菜の作り方だけでなく、珍しいやオーガニック野菜の栽培方法が学べます。試験はなく、課題の提出で資格が取得できるため、気軽に挑戦できます。
4.オーガニックベジタブルアドバイザー(ラーキャリ)
オーガニック野菜の栽培方法や収穫時期・保存方法を学べる資格で、栄養素など調理に関する内容も学べます。また食材選びにも役立ちます。
講座と試験が別々に受けられるようになっており、試験だけ受けることも可能です。在宅受験で受験時期が決められていない分、自分の学習速度に合わせて受験できる資格でもあります。
《オーガニック野菜アドバイザー資格の口コミ》
オーガニック野菜アドバイザーは、季節ごとの野菜の産地、栄養素、保存方法、レシピに関する知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・狭いながらも庭があり、気になっていた無農薬の野菜を作りたくて取りました。今では我が家の庭は畑のようになって、野菜が生き生きと育っています。
・本で得た知識だけで野菜を育てていましたが、資格を取ってからは苗を植えるタイミングや季節に合わせた温度管理、水の量など独学ではわからなかった知識が身につきました。
・子供に安心な野菜を食べさせたくて取りました。野菜の栄養のこともよくわかるようになり、レパートリーも増えたので家族が夕飯を楽しみしています。