お菓子作りに欠かせない砂糖。砂糖には甘味の他にも発酵を促進したり、しっとりさせたり腐敗防止などさまざまな効果があります。
そして砂糖のにはたくさんの種類があり、特徴もそれぞれ違います。
1.グラニュー糖・微細グラニュー糖
グラニュー糖は世界で最も多く使用される砂糖です。
上白糖よりもさらさらとしていて溶けやすく、クセがないためお菓子作りにもよく使われています。そしてお菓子作りには、グラニュー糖を更に細かくした微細グラニュー糖が用いられることがあります。
2.粉糖
粉糖はグラニュー糖を細かく砕いたもので、「純粉糖」「オリゴ糖入り粉糖」「コーンスターチ入り粉糖」などさまざまな種類があります。
3.上白糖
日本独自の砂糖でグラニュー糖よりも粒子が細かく、グラニュー糖よりも甘味があります。
4.三温糖
上白糖と成分は同じですが、何度も加熱されるので茶色くなったものです。
5.和三盆糖
非常にきめが細かく、江戸時代から高級和菓子に使われています。
6.黒糖
サトウキビを原料にしたもので味も香りも濃厚です。
7.きび砂糖
サトウキビの汁を煮詰めて作られています。しっかし煮詰めたのが黒糖、その手前の段階が吉備砂糖です。
8.カソナード
フランス産のサトウキビを原料にしたもので、コクが強くブリュレのキャラメリゼなどに使われます。
9.ヴェルジョワーズ(ブリュン)
甜菜を原料にした砂糖で焼き菓子に最適です。
10.メープルシュガー
サトウカエデの樹液であるメープルシロップを煮詰めた砂糖。
11.ブラウンシュガー
色が茶色い砂糖の総称です。
12.はくざら(白ざら糖)・黄ざら(中ざら糖)
無色透明の砂糖の結晶。
13.飴
でんぷんから作られる甘味料です。
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