好きな人なら毎日のように使うジャム。実はジャムにもちゃんとした定義があり、種類も大きく3つに分けられるんです。
1.ジャムの定義とは?
・基本的な定義
本来ジャムとは柑橘類の果汁を原料として、そこにゲル化剤などを加えたもののことをいいます。
ただ実際には柑橘類以外のものも多く使用されています。そのため果実や野菜などに対して砂糖類やはちみつを加え、ゼリー化するように熱を加えたもののことを「ジャム」と呼ぶことの方が多いのです。
・糖度の基準
実はジャムの基準は、国によっても違います。それは糖度の基準。
日本では糖度40%以上であることがジャムの基準です。一方でヨーロッパでは60%以上、更にアメリカでは65%以上となっています。
海外のジャムの方が甘く感じることがあるのは、このためだったんですね。
2.ジャムの種類は3つ
・マーマレード
マーマレードはオレンジなど柑橘類を原料として、果皮が含まれているものを指します。これがジャムとの大きな違いといえるでしょう。
柑橘類を使用しているため、爽やかな香りや少しほろ苦さを感じさせる味わいも特徴です。
・ゼリー
ゼリーは搾り汁を使って作るもので、完成した時には果実や皮が一切含まれないのが特徴です。
マーマレードやジャムに比べて水分が多く、さっぱりとした味わいになります。
・ジャム
マーマレードやゼリーに分類されるもの以外をジャムといいます。
柑橘類以外の果物を使っていて果実が残っているものはジャムに分類されるため、多くの種類があるといえます。
またジャムに中にも分類があり、果実の原型をとどめているものは「プレザーブスタイル」と呼ばており、使用する果実によってその要件は異なります。
例えばイチゴの果実を原料にする場合は、全形または2つ割りの果実を使用していることが要件となります。
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