薬膳茶とは薬膳の考え方を取り入れ、体に良い効果をもたらすお茶のことです。薬膳というと難しそうですが、実は自宅で誰でも作れるってご存じでしたか?
1.薬膳茶とは?
薬膳の考え方をベースとして作られている薬膳茶には、複数の種類があり、また入れ方にも蒸らす、煎じるといった複数の方法があります。
お茶という名前ですが、使うのは茶葉に限らず、花や草、果実、豆などさまざまなものを使います。
2.効能は薬膳茶によってさまざま
薬膳茶はそれぞれの種類によって効果や味が違います。自分の好みで選んでみましょう。効能には次のようなものが挙げられます。
〇 風邪予防
体を芯から温める作用のあるものを摂ることで、免疫力がアップし、風邪などを予防する効果を発揮します。
〇 血行促進
薬膳茶に含まれる成分によって体が温まると血行が良くなります。血行が良くなれば、冷え性の改善、気分の高揚などの効果を得られます。
〇 消化機能の促進
血行が促進されると、内臓が活発に動くようになって体調が良くなります。
3.おすすめの素材を使った薬膳茶
特におすすめの素材を使った薬膳茶をご紹介しますね。
① マイカイ黒豆茶
マイカイカというバラやハマナスのつぼみを乾燥させたものと、黒豆を使ったお茶です。
マイカイカの効果は体を温めてくれるので、冷え性の方にはぴったりです。そしてその華やかな香りが気持ちを明るくしてくれるでしょう。そして黒豆は血液を補い活性化させます。
作り方は簡単で、マイカイカと黒豆をひとつまみずつカップに入れ、お湯を注いで1~2分蒸らすだけです。
次回は「おすすめの素材を使った薬膳茶」の続きと、「作る時のポイント」についてご紹介します。
《薬膳調整師資格の口コミ》
薬膳調整師は、薬膳の基礎知識、漢方の観点から見た各種食材の効能などの知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しましょう。
・以前は体力に自信がなく、なんとなく不調を感じていましたが、この資格を取ってからそれを実践し、今では体調もよくなってやる気も出てきました。
・調理師として健康的な食を提供したくて取りました。薬膳専門のメニューを考え、お客様から好評です。
・毎日の食卓に薬膳を取り入れて、家族の健康を維持していきたいです。
薬膳を生活や仕事に活かしたい方は、日本安全食料料理協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。