前回は薬膳茶とは何なのか?どんな効能があるのかについてご紹介しました。
ここではおすすめの素材を使った薬膳茶の続きから見てみましょう。
3.おすすめの素材
② ナツメ生姜茶
多くの健康効果をもつナツメは薬膳料理にもよく登場する素材です。
生姜の体を温める効果については広く知られていますが、ナツメにも同様の効果があり、更には精神の安定や消化機能を促進といった効果も期待できます。
そのためちょっと気分がすぐれない、なんとなく体調が悪いといった方には、特におすすめの薬膳茶です。
作り方は刻んだナツメと生姜をカップに入れ、お湯を注いで3~5分程度蒸らします。より効果を高めたい場合は、鍋で5分程度煮出しましょう。
③ シソ茶
薬膳の素材の中でも手に入りやすいシソには、発汗解熱、利尿、食欲増進、冷え性予防などの効果があります。
作り方はシソ1枚を鍋に入れ、30分ほど置いて薬効成分を抽出します。その後火にかけ、生姜スライスを2かけ加えて沸騰させ、火を止めて5分ほど蒸らします。
好みで黒砂糖をくわえてもおいしいですよ。
4.自宅で初めて薬膳茶を作る時のポイント
〇 旬の食材を入れてみる
旬の素材は自然のエネルギーをたっぷり含んでいます。またその時期に起こりやすいトラブルへの効能があることも多いんです。
〇 ブレンドする素材を同じ大きさや種類にする
同じ大きさにすることで成分の抽出にかかる時間がそろいます。
また花同士、豆同士など同じ種類にすると、抽出にかかる時間が同じになりやすく、味の雰囲気も似ているので、完成した時の味のイメージがしやすいですよ。
ぜひ自宅で薬膳茶作りに挑戦してみましょう!
《薬膳調整師資格の口コミ》
薬膳調整師は、薬膳の基礎知識、漢方の観点から見た各種食材の効能などの知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・薬に頼るのが嫌で食生活を改善しようとしましたがうまくいかず、この資格を取得したところ、健康効果のある薬膳の知識が自然に身についてよかったです。
・お店で健康志向の方向けに薬膳料理を取り入れてみたところ、とても好評です。
・なんとなく続いていた不調がかなり改善してきました。
薬膳を食生活に取り入れてみたい方は、日本安全食料料理協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。