1.煎茶のおいしい入れ方
日本茶の代表格である煎茶。全国のお茶の生産量のうち6割は煎茶が占めており、最もよく飲まれている日本茶と言えます。
○煎茶のおいしい入れ方
お湯の温度は90~100℃が適しています。
この高温のお湯によって、適度な渋みと香りが引き出されるんです。
渋みを抑えたい場合は80℃程度のお湯で入れましょう。
2.玉露のおいしい入れ方
玉露は高級品のイメージが強いですよね。
玉露の甘味と旨味は栽培時の「被覆(ひふく)」という、日光をさえぎる工程によるものです。
○玉露のおいしい入れ方
沸騰させたお湯を50~60℃くらいまで冷まして使います。
低温でじっくり時間をかけて入れると、玉露の甘味と旨味、そして豊かな風味が引き出されます。
3.玄米茶のおいしい入れ方
芳ばしい香りの玄米茶。子供からお年寄りまで好まれるお茶ですよね。
玄米茶は煎茶と番茶に玄米を加えたお茶です。
抹茶まぶしたものもたものもよく販売されています。
○玄米茶のおいしい入れ方
玄米茶は95℃程度のお湯を使うとおいしくいただけます。
香りもより芳ばしくなります。
高温で入れても、玄米の分だけカフェインが抑えられているので渋みが出ないからなんですね。
4.日本茶の専門家になれる!日本茶セレクター資格の口コミは?
日本安全食料料理協会の日本茶セレクターの資格を取得すると、日本茶の茶葉の知識やおいしい茶葉の見分け方、それぞれの日本茶に適した水質や入れ方の注意点など、日本茶の専門知識が身につきます。
日本茶セレクターの資格取得者の方たちの口コミをご紹介しておきます。
・「これが同じお茶なの?」と思うほど、以前よりおいしく日本茶を入れられるようになりました。和菓子といっしょにいただく贅沢なひと時に癒されています。
・日本茶専門店での仕事のスキルアップに取りました。入れ方をアドバイスするととても喜ばれます。
・日本茶の抗酸化作用や虫歯予防、リラックス効果など、身体にいい効果を知り、よりおいしくいただけるようになりました。
日本茶の資格に興味のある方は、日本安全食料料理協会のホームページをご覧になってみてはいかがでしょう。