紅茶には長い歴史があり、その飲み方にもマナーがあります。自宅で気楽に飲む場合は必要ありませんが、少なくともきちんとした場では正しいマナーで紅茶を飲みたいものです。
ここでは紅茶の基本的なマナーについてご紹介します。
1.紅茶本来の味や香りを楽しむ
紅茶を飲む時、ひと口目は何も入れない状態で飲みましょう。これは紅茶本来の味や香りを楽しむためです。
砂糖やミルクを入れる場合は、そこで感じた風味を消さない程度の量にします。
2.取手の向きに気を遣う
紅茶を口に運ぶときは、取手の位置が右手側に来るようにします。
砂糖やミルクを入れる場合は、取手を左側にします。これはティースプーンでかき混ぜる時に、邪魔にならないようにするためです。
3.テーブルの高さによって持ち方を変える
一般的なダイニングテーブルくらいの高さがあるテーブルで飲む時は、カップのみを持ち上げて飲みます。
しかし立食パーティーやテーブルの高さが下腹部より下にある時は、ソーサーごと紅茶を左手で持ち上げ、右手で紅茶の取手を持って飲みます。
こうすることで、紅茶を飲む姿を美しく保てるとされているのです。
4.ティースプーンはカップの後ろ側に置く
紅茶を飲む時には、ティースプーンはカップの後ろ側に置きます。
その理由はスプーンが手前にあることでカップを持ち上げる度に音がするのを防ぐため。そしてカップの美しいデザインを楽しむためです。
《紅茶マイスター資格の口コミ》
紅茶マイスターは、自身が紅茶のオーナーになる上で、オーナーの知識とそれを実務で活かせる技術を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・紅茶専門店の開業の知識だけではなく、設備などにも詳しくなれて良かったと思います。
・茶葉のサイズや収穫時期による種類の中でのオリジナルブレンドを、自宅で楽しんでいます。
・紅茶による消化促進や美容効果など、紅茶の素晴らしさを伝えられるティールームにしたいと思います。
紅茶専門店やティールームを開業したい方、紅茶により詳しくなりたい方は、日本安全食料料理協会のホームページにアクセスしてみてはいかがでしょうか。