マクロビオティックでダイエットする場合は「6号食」が良いとされています。6号食とは「一汁一菜」のことで、玄米+味噌汁+漬物を組み合わせます。
ここでは6号食のメリットについてご紹介します。
1.体内の余分な糖分。脂肪分を抜く
6号食は主食に汁物と発酵食品を合わせたものなので、体にとって余計なものは一切含まれていません。そのため体内にある余分な糖分や脂肪分を抜くことになります。体に必要なものだけを摂取することで、体内の流れがスムーズになります。
2.宿便の排出を促して腸内もリセットする
食べ過ぎの問題点のひとつは胃腸などの内臓への負担です。
食べ物を消化して吸収するには、非常に大きなエネルギーが必要であるにもかかわらず、脂質などの消化しにくいものを大量に食べたり、あるいは深夜に食事を摂った後、すぐに寝てしまうといった食生活をしていると、胃腸は常に休みなく働き続けることになってしまいます。
すると腸内環境が悪化、腸内には宿便が溜まっていきます。この宿便は体重増加の原因となるだけでなく、腸からの栄養の吸収を阻んでしまうのです。その結果、体は栄養不足と判断、食欲中枢が刺激され、更に食事を摂ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
6号食によるダイエットは、胃腸にかかる負担を減らすだけでなく、発酵食品(漬物)の働きによって腸内環境を改善、宿便を排出し、体本来の回復力を手助けしてくれます。
3.7号食や8号食に比べてストレスをかけずに続けやすい
玄米だけの7号食、完全な断食を行う8号食なら、確かに急激に体重を落とせますが、その分強いストレスも伴います。また摂取するカロリーも極端に低いため、リバウンドしやすいというデメリットもあります。
しかしある程度の食事ができる6号食なら、ストレスを最小限に抑え、長期間ダイエットを続けられます。
《マクロビオティックマイスター資格の口コミ》
マクロビオティックマイスターは、マクロビオティックの基礎知識、実践時の注意点などの実践的な知識を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・自然の恵みを余すことなく取り入れる、ヘルシーな食事が作れるようになりました。
・「自然に即す」というと制限を感じますが、無理なくできる範囲で取り組めるのがマクロビに共感しました。
・糖尿病や高血圧になりやすい体質なので、食事療法としてマクロビを実践しています。