ぬか漬けとは「ぬか床」と呼ばれる米ぬかを入れた容器の中に、野菜などを漬けこんで作られる漬物のことです。ぬか漬けに必要なぬか床は、ある程度手間や時間をかけて作る必要があります。
ここではぬか床に異変が起きた時の対処法についてご紹介します。
1.ぬか床にカビがはえた!
まずカビのはえた表面(上から3cm程度)をすくい取って捨て、残りのぬか床は取り出しましょう。
ぬか床を容器に入れていた場合はよく洗って天日干し、保存袋なら新しいものに取り換えます。
その後容器などに入れたぬかに、新しい米ぬかや塩を足し、2~3日は食材は入れずに混ぜるだけにしてぬか床を‘休ませましょう。
2.ぬか床から酸っぱいにおいがする!
酸っぱくなるのは乳酸菌が増えすぎて過剰発酵したのが原因です。野菜をすべて取り出し、カラシ(粉でも練りでもOK)を大さじ1杯ほど加えます。
これはカラシには乳酸菌の繁殖を抑える働きがあるからです。また塩分が薄いようなら足すとさらに繁殖が抑えられます。
この時も3日程度は食材を入れずに、混ぜるだけにしてぬか床を休ませます。
3.ぬか床が水っぽい!
野菜から出た水のせいで、ぬか床が柔らかくなったり水っぽくなります。こうなると混ぜても悪い菌が入りやすくなってしまいます。
溜まった水分をキッチンペーパーで吸い取り、米ぬかを足して味噌ぐらいの硬さに整ええましょう。
《ぬか床ソムリエ資格の口コミ》
ぬか漬けソムリエは、ぬか漬けに適した容器や材料、作り方、ぬか漬けの栄養効果など知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介します。
・ぬか漬けがこんなに栄養満点で、しかも美容効果まであるとは知りませんでした。今では毎日自分でぬか床を管理して作って食べています。
・つけすぎた漬物のリメイクレシピを覚え、無駄がなくなりました。
・ぬか漬けを覚えたら、野菜の捨てる部分がなくなりました。体にもエコにもいいんですね。
ぬか漬けやぬか床にもっと詳しくなって生活に取り入れたいなら、日本安全食料料理協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。