焼酎のアルコール度数は36~45度と高めです。そのせいで飲みにくいと敬遠している人には、水やお湯、ソーダなどで薄めるのがおすすめです。ではおいしく飲むには、どの程度薄めればいいのでしょうか。
ここでは飲み方別の割合についてご紹介します。
1.本格焼酎、泡盛、原酒などの場合
基本的に焼酎を割って飲むことには全く問題はありません。ただし本格焼酎や泡盛、原酒などについてはできるだけ薄めずに味わいたいものです。
もともと焼酎本来の味や香り、風味を感じるには、ストレートで飲むのが一番です。そのためこれらのお酒を飲むときは、まず少量を薄めずに味わってみましょう。
2.水割り・お湯割りの割合
水割りの場合の黄金比率は一般的には「ロクヨン」といわれています。これは「焼酎6:水4」という割合のこと。この時のアルコール度数は、日本酒やワインと同じ15度程度です。焼酎の割合の方が多いので、独特の味わいや香りを楽しめます。
一方お湯割りも「ロクヨン」の割合は変わりません。違うのは入れ方の順です。水割りは焼酎を入れた後に水を入れますが、お湯割りではお湯を先に入れます。これはお湯を先に入れることで焼酎が混ざりやすくなり、よりおいしく飲めるからです。そしてお湯の温度は80℃前後がおすすめです。
3.ソーダ割りの割合
ソーダ割りの場合は、水割りやお湯割りとは反対の「ヨンロク」がベストだといわれています。これは「焼酎4:ソーダ6」にすると、炭酸によって焼酎の風味が持ち上げられるためです。
この場合のアルコール度数は10℃前後。アルコールの刺激が苦手という方におすすめの飲み方です。尚、ソーダ割りの場合は、炭酸が抜けるのと氷が溶けて薄まらないようにするために混ぜ過ぎには注意しましょう。
4.燗つけの割合
燗つけでは一度水割りを作り、それを温めるのがおすすめ。この場合もベストは「ロクヨン」ですが、温めることによってアルコールを感じやすくなるため、「焼酎5:水5」の割合もおすすめです。
《焼酎ソムリエ資格の口コミ》
焼酎ソムリエはその製造方法や素材、飲み方などに関して正しい知識が求められる資格です。
ここでこの資格についての口コミをご紹介します。
・家のみが多くなったこのごろ。専門知識を持ったことで、焼酎の飲み方にこだわりが持てて家のみもいいなと感じています。
・今まで米焼酎と麦焼酎しか飲んだことがなかったのですが、資格によりいろいろな素材があることを知り、各地から取り寄せて飲み比べするのが楽しみになりました。
・将来は本格的な焼酎の店を持ちたいと思っているので取得しました。今は店長にも焼酎ソムリエとして頼りにされ、お客様からの資格での知識でアドバイスしています。