1.薬膳に使われる食材
薬膳には「中薬」と呼ばれる生薬が使われます。気軽に手に入る中薬としてはショウガが有名です。
そしてこの中薬とともに使われる食材には、乾物や野菜、果物、魚、肉など、いろいろなものがあります。
この食材を組み合わせることでお互いの働きを補完し合い、健康な食事を目指すのが薬膳です。
2.薬膳に使われる乾物
その中でも乾物は薬膳によく使われる食材です。
○ ナツメ
ナツメは胃腸の調子を整える効果を持っています。
精神的な不安をやわらげる効果もあり、更年期のイライラにもおすすめです。
○ クルミ
クルミは老化を予防する効果が期待できます。
免疫力を高め、腰痛や耳鳴り、肌の衰えなどや、便秘、咳にも効果があるとされています。
○ 黒ゴマ
クルミと同じように老化に対して効果を発揮する乾物食材です。
耳鳴りやめまい、乾燥に効果があり、アンチエイジングにも適しているといわれています。
○ シナモン
シナモンは身体を内側から温める効果のある食材です。
冷え性が原因の腹痛の改善にも効果が期待できるでしょう。
○ クコの実
クコの実は薬膳でよく使用される赤い実です。
滋養強壮の効果が高く、全身の疲労回復、眼精疲労などの目のトラブルにも効く食材です。
《薬膳調整師資格の口コミ》
薬膳調整士は、薬膳の基礎知識、五味、帰経、食養生、食材の性質、食材と効能などの知識を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・体力に自信がなく、なんとなく調子が悪いと感じていましたが、薬膳の資格を取ってから自宅で実践し、体調が改善、やる気も出てきました。
・薬膳のメニューを取り入れ、お客様に喜ばれています。
・薬に頼るのが嫌で食生活の改善をしようと薬膳を始めました。もちろん今では薬いらずの生活です。
・健康にも美容にも効果のある薬膳を、自分の食生活にはもちろんのこと、料理教室でも提案しています。
薬膳を活用して健康的な生活を送りたい方は、日本安全食料料理協会のホームページにアクセスしてみてはいかがでしょうか。