薬膳カレーは健康効果だけでなく、美容効果もあることから女性からも多くの支持を集めています。普通のカレーとの違いは、「スパイス」と「食材」のそれぞれが持つ薬効を考慮し、食べる人の体調に合わせて作るところです。これによって高い薬膳効果を得ることができます。また一般的なカレールーに動物性油脂が使われている点でも、健康効果に差がつくといえます。
ここでは薬膳カレーに使用するスパイスの効能についてご紹介します。
1.クミン
カレーの決め手となるスパイスで、食欲増進、血行促進、ストレス緩和、解毒、免疫力向上、健胃整腸作用といった効果があります。更にダイエット、アンチエイジング、デトックス、リラックス効果といった美容効果もありますが、摂りすぎると体臭を強めるので要注意です。
2.カルダモン
ショウガ科の植物で種の部分がスパイスとして使用され、消化を助ける働きがあります。また口臭予防、ダイエット、リラックス効果、発汗、呼吸器官の不調にも有効です。ただし香りが強いので、幼児や妊娠中の方は控えたほうがいいでしょう。
3.クローブ
肉料理の臭み消しとして使われるスパイスです。血行促進、消化促進、動脈硬化・リュウマチ・心筋梗塞予防、免疫力向上、アンチエイジングなどの効果があります。カルダモン同様、香りが強いので、幼児や妊娠中の方は控えたほうがいいでしょう。
4.シナモン
身体を温めてくれるスパイスです。冷え性、むくみ、アンチエイジング、ダイエット、美肌効果、抜け毛・風邪予防にも有効です。
5.ターメリック(ウコン)
カレーの色はターメリックによるものです。肝機能を高める他、アンチエイジング、デトックス、ダイエット、美肌効果、脳の活性化、便秘の改善にも有効です。
6.カイエンペッパー(唐辛子)
身体を温めてくれるので、冷え性の方にピッタリのスパイスです。更に肩こり、腰痛、消化機能向上、食欲増進、血行促進、生活習慣病予防、新陳代謝促進にも効果を発揮します。ただ胃腸は弱い方は、負担をかけないように控えめに摂るのがおすすめです。
《薬膳調整師資格の口コミ》
薬膳調整士は、薬膳の基礎知識、五味、帰経、食養生、食材の性質、食材と効能などの知識を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・体力に自信がなく、なんとなく調子が悪いと感じていましたが、薬膳の資格を取ってから自宅で実践し、体調が改善、やる気も出てきました。
・薬膳のメニューを取り入れ、お客様に喜ばれています。
・薬に頼るのが嫌で食生活の改善をしようと薬膳を始めました。もちろん今では薬いらずの生活です。