漢方薬は中国のものというイメージが強いかも知れませんが、正確には中国から伝わった漢方の考え方が日本で発展したものです。そしてある調査によれば、診療所の90％以上が漢方薬を処方しているという結果が出ています。それほど漢方薬は現代の医療にも欠かせないものになっています。
ここでは漢方の具体的な効果についてご紹介します。
１．漢方の具体的な効き目や特徴
・体質改善
漢方薬は体質改善に役立ちます。
例えば胃腸が弱い、アレルギー体質といった場合、漢方薬を数年飲み続けることにより、改善される可能性があります。西洋薬のように一定量を飲み続ける必要はなく、特に体が辛いときには多めに、それ以外は少なめに飲んでも構いません。これを長く続けることによって、いつの間にか体質改善になっているということが期待できます。
・慢性病
何かしらの慢性病を持っている場合も、漢方薬で改善する効果が期待できます。
その効果が出るのは、一般的には1～2カ月で変化を感じられ、中には2週間程度ということもあります。この場合は、毎日忘れず一定量を飲むことが重要なポイントとなります。
２．即効性のある漢方もある
・急性病
風邪などの一過性の病気も、漢方薬を服用することでその症状は緩和できます。この場合、多くは1～3日程度で効果が出てきますが、中には一度服用しただけでもかなりの効果を得られることもあります。
風邪などに効果を発揮する漢方薬には、桂枝湯、麻黄湯、葛根湯などがあります。
・その他困った時
ひどい疲れ、二日酔いに悩まされている時、漢方薬を正しく服用することで不調を和らげることができます。日々の生活が忙しく、このような症状があらわれやすいという方は、漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。
《漢方コーディネーター資格の口コミ》
漢方コーディネーターは、漢方薬の基本的知識や独自の診断方法、養生などについて知識があると認められる資格です。
ここでこの資格について寄せられた口コミをご紹介しましょう。
・薬に頼りたくなくてふだんから漢方薬を常備しています。でもたいした知識はなかったため、自信がなく資格を取得。今は正しい知識のもと、服用できるようになりました。
・この資格を取ってから、軽い風邪症状や体調不良は自分で対処できるようになりました。
・薬に強いアレルギーが出ることがあるので、漢方薬を服用しています。漢方薬もアレルギーが出る場合もあるそうですが私の場合少ないので、もっと知りたいと思い取得しました。
