日本安全食料料理協会のブログへようこそ!
ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本安全食料料理協会には食べ物の他にもお酒に関する資格もあります。
ワインに興味がなくても、「ボジョレー・ヌーヴォー」という言葉は聞いたことがあるでしょう。
ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランスはブルゴーニュ地方のボジョレー地区でその年に収穫したブドウを醸造した新酒ワインのことです。
ではなぜ他のワインよりも、このボジョレーのワインが注目されるのでしょうか?
【ボジョレー・ヌーヴォーの育ての親】
ボジョレー・ヌーヴォーと呼ばれるワインが生まれたのは1951年のことでした。
その頃ジョルジュ・デュブッフは自分で造った白ワインを売り歩き、その実力を認められていました。
そしてデュブッフは赤ワインにも力を入れようと、ボジョレーの生産者を訪ね歩きます。
その中から優れたワインだけをビン詰めし、生産者と自分の名をラベルにして売り始めました。
1967年。デュブッフは大きなイベントを行いました。
「ボジョレー・ヌーヴォーがやってきた!」というポスターとともに、世界中にファンを増やしていったのです。
1970年代にボジョレー・ヌーヴォーは大当たりし、デュブッフは「ボジョレーの帝王」といわれるほどになりました。
【日本で人気が出たワケは?】
ボジョレー・ヌーヴォーが最もたくさん輸出される国は日本です。
なぜこんなに日本でウケたんでしょう?
それはボジョレー・ヌーヴォーが売り出された時期が、日本のバブル期にちょうど重なったことから始まります。
ボジョレー・ヌーヴォーには解禁日(11月の第三木曜日)があります。
この解禁日を日付変更線の関係で日本が先に迎えます。
「世界で最も早く」ボジョレー・ヌーヴォーを味わえる国。
このことが日本人の気持ちを動かしたのでしょう。
また「初鰹」「初セリ」「新酒」「新米」など、日本人は「初」「新」に弱いことも理由のひとつです。
そしてちょっと大げさなまでのキャッチコピーもウケました。
ピークはやや過ぎたものの、今でもボジョレー・ヌーヴォーを楽しみにしている人は少なくないことでしょう。
日本安全食料料理協会には食に関する資格が豊富にそろっています。あなたもトライしてみませんか?