日本安全食料料理協会

食べることは生きていくことであり、楽しみでもあります。そして安全であることが最も大切なこと。あなたも必要とされる「食のエキスパート」になってみませんか?日本安全食料料理協会には食のエキスパートになれる資格がたくさんあります。

缶詰とナポレオンの関係~日本安全食料料理協会トリビア

日本安全食料料理協会のブログへようこそ!

ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。

 

日本安全食料料理協会には食べ物に関連する資格が多くそろっています。

 

その食べ物を長期保存する方法といえば缶詰。

 

缶詰の歴史は意外に古いんです。

 

初めてできたのは約200年前

 

そのきっかけはナポレオンの公募でした。

 

ナポレオンはフランス軍を率いてイタリア、オーストリア、エジプトなどへたびたび遠征に出ていました。

 

この頃のナポレオンの悩みは、兵士たちの食糧確保。

 

当時の食糧保存の方法といえば塩漬けや酢漬けで、長期保存は難しかったのです。

 

そこでナポレオンは食料の長期保存の公募をしました。

 

その際に採用されたのが二コラ・アペールで、当初は缶詰ではなくビン詰めによる方法。

 

もともとアペールは漬物業や菓子製造業、料理店、醸造業などを経験してきた人物です。

 

ナポレオンの公募をきっかけに、ビン詰めの方法を発明するまで試行錯誤を重ねてきました。

 

発明されたのは1804年で、広口のガラス瓶の中に食べ物を入れ、密封して加熱殺菌するという方法です。

 

1806年。ビン詰めされた食料は輸送試験で高い評価を得られました。

 

ナポレオンからも絶賛されて、相当な額の賞金がアペールに与えられたそうです。

 

輸送試験にパスし、塩漬けに変わって正式に食糧保存の方法に採用されました。

 

1809年のフランスの新聞にはこう記されています。

 

「アペールは季節を容器に封じ込める技法を発見した。この技法を使えば季節に影響なく、春夏秋がビンの中で訪れ、農産物が畑のある状態で保存できる」

 

その後アペールが出した著書をもとに、イギリスのピーター・デュランドがブリキ缶による食糧保存を特許申請、取得。

 

その発明品をチン・キャニスターと名付けました。

 

現在のキャン(Can)はキャニスターの略語で、これが「缶」の語源になったのです。

 

日本安全食料料理協会には食に関する資格が大変豊富です。ぜひチェックしてみてくださいね!