日本安全食料料理協会のブログへようこそ!
ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
「心太」← これ読めますか?
はい!「ところてん」です!
低カロリー(=100gあたり2㎉)でダイエットのとき、よく利用される食べ物ですが、原料は何だか知ってますか?
答えは海藻です。
ではところてんに似ている寒天は?
実は寒天も海藻が原料なんです。
じゃ、ところてんと寒天ていったいどこが違うの??
【ところてんが先か寒天が先か?】
海藻といってもいろいろありますが、どちらも「天草」を使います。
ただし・・・
寒天は種類によってちょっと違います。
寒天には
・棒寒天(角寒天)
・糸寒天
・粉寒天
の3種類があります。
棒寒天と糸寒天は天草が原料。
粉寒天はオゴノリ(海藻の一種)でできています。
そしてところてんと寒天の違いは作り方です。
ところてん → 天草を煮て固めたもの
寒天 → ところてんを乾燥させたもの
寒天はところてんからできていたんですね。
ところてんが寒天からできている、と思っていた人も多いのではないでしょうか?
【特徴にも違いがある】
その他にも特徴に違いがあります。
○ところてんの特徴
天草を煮詰めたところてんにはミネラルがいっぱい含まれています。
その香りは磯の香。
ご存知のとおり、食べ方はプルプルのまま食べます。
○寒天の特徴
ところてんを乾燥させた寒天には、ミネラル分はありません。
磯の香りもなくなっています。
使い方にも違いがあります。
寒天は料理やお菓子に使います。
【ゼラチンとは何が違う?】
ちなみに寒天によく似たものでゼラチンがありますよね。
このふたつの違いは原料です。
寒天が海藻なのに対して、ゼラチンはコラーゲンなんです。
このコラーゲンはブタの皮や骨に含まれています。
似ていると思ったら、植物性と動物性という決定的な違いがあったんですね。
日本安全食料料理協会には料理や食べ物など、食に関する資格が豊富にそろっています。あなたもトライしてみませんか?