日本安全食料料理協会のブログへようこそ!
ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本安全食料料理協会には料理に関する資格がたくさんあります。
料理によく使う調味料の中に、うま味調味料があります。
うま味とは「甘味」「酸味」「苦味」「塩味」に並ぶ五味(5つの基本味)のひとつです。
【うま味成分には3種類ある】
このうま味の成分は原料によって違います。
成分は3つ。
例えば代表的なうま味調味料「味の素」には、グルタミン酸を含むサトウキビが使われています。
グルタミン酸はチーズや昆布、白菜、緑茶などにも含まれているんです。
そしてイノシン酸が含まれているのは煮干しやかつお節、グアニル酸は干しシイタケに含まれています。
だからいいダシがとれるんですね。
【”うまい”と”うま味”は別物】
よく「うまい=うま味」と勘違いされますが、このふたつは全くの別物です。
うま味は五味のひとつ。
うまいとは「味だけではなく、匂いや食感、その場の雰囲気や体調などいろいろな要因に影響されて感じるもの」です。
【うま味を発見したのは日本人】
うま味が発見されたのは今から約100年前のこと。
それまでは基本味は「甘味」「酸味」「苦味」「塩味」の4つだと思われていました。
最初にグルタミン酸といううま味を発見したのは池田菊苗博士という日本人です。
そして1908年に初めて5つ目の基本味が誕生しました。
その後1913年に池田博士の弟子がイノシン酸を、1957年にヤマサ醤油の研究員がグアニル酸を発見したのです。
今ではうま味は「umami」と呼ばれ、世界共通語となっています。
【うま味のひとつグルタミン酸は体内にある】
グルタミン酸は実はもともと人間の体内にあるものです。
人の体重の20%はタンパク質でできています。
グルタミン酸は体重の約2%に含まれているんです。
日本安全食料料理協会には食べ物や料理についての資格が豊富にそろっています。
ぜひアクセスしてみてくださいね!