日本安全食料料理協会のブログにようこそ!ここでは日本安全食料料理協会の資格の中で「カクテルソムリエ資格」にちなんだ、カクテルについてのトリビアをご紹介しましょう。
カクテルとは器具を使ってお酒と他の飲みものなどを混ぜたミクストドリンクのことであるのはご存知の方が多いでしょう。
そもそもカクテルは英語で”Cocktail”、つまり”オンドリのしっぽ”のこと。「オンドリのしっぽとお酒?いったいどうつながるの?」と不思議ではありませんか?
その語源には諸説ありますが、最もよく知られているのはメキシコの説なんです。
ある港町にイギリス船が到着。早速船員たちは酒場に繰り出します。カウンターの中では少年が皮をはいだ木の枝でミクストドリンクを作っていました。
(18世紀の初頭と言われているこの説のころは、マドラーなどの器具はありませんでしたからね)
そこで船員のひとりは、少年が作っている飲み物のことを「それは何だい?」と聞きました。ところが少年は木の枝のことを聞かれたと勘違い。
「コーラ・デ・ガジョ(Cola de gallo)だよ」と答えたのです。
これはスペイン語で「オンドリのしっぽ」のこと。少年が木の皮をはいで作ったそのマドラー代わりのものにつけた愛称でした。
それからミクストドリンクのことを「テール・オブ・コック(Tail of Cock)」と呼ぶようになり、やがて「コックテール(Cocktail)」つまりカクテルになったということです。
この時少年が作っていたカクテルが、どんな飲み物だったかはもちろんわかりません。
カクテルとはお酒に「何か=something」をプラスすること。
だからあなたがふだん何気なく飲んでいる、水割りやハイボールだって立派なカクテルのひとつってご存知でしたか??
日本安全食料料理協会ではこのカクテルの他にも、ワインや焼酎に関する資格も取れます。お酒に興味のある人はぜひチェックしてみてくださいね。