食事のマナーを子供に教える時期の目安のひとつは、それまでとは違い”座って”離乳食を始めたころです。その時注意したいのは、落ち着いて食べられるように「安定した場所に座らせる」こと。そして家族と目線が合う高さで、食事は楽しいものであることを教えてあげましょう。
ここでは子供に教えたい食事のマナーについてご紹介します。
1.手洗いなどの衛生面
衛生面ではもちろんですが、食事の時に手が汚れていると、周りの人を不快な気持ちにさせるかもしれません。食事の前には必ず手を洗う習慣をつけさせてあげましょう。
2.「いただきます」と「ごちそうさま」
「いただきます」と「ごちそうさま」は食事のマナーの基本です。これは食材や料理を作ってくれた人への感謝の気持ちが込められた言葉です。もちろん幼児の頃には意味が分からないかもしれませんが、手を合わせる習慣を身につけることで、大人になってから恥ずかしい思いをすることがなくなります。
3.きちんと座って食べる
「きちんと座って食べる」のは食事の基本です。しかし子供は集中力が続かないため、すぐ食事中に飽きてしまいます。するとどうしても椅子から離れ、うろうろしてしまいがちですが、「食事中はきちんと座って食べること」を辛抱強く教えておく必要があります。
4.スプーンやフォークの使い方
子供の発達の過程では、手づかみからスプーンやフォーク、箸と進歩していくものです。マナーを教える時は、まずは手づかみしないで食べることをしっかり習得できるようにしましょう。そしてスプーンやフォークに十分慣れたら、箸の使い方も教えていきます。箸の持ち方は後から変えるのは難しいので、最初の段階で正しい持ち方をマスターさせることが非常に大切です。
5.口に食べ物が入っている時はしゃべらない
口に物が入っている時にしゃべるのは、行儀が悪いだけでなく、周囲の人にも嫌われるもの。子供のころからしっかりとしたしつけが必要です。
《幼児食マイスター資格の口コミ》
幼児食マイスターは、子供の成長に合わせて栄養バランスを考えた献立を作れる知識があると証明される資格です。
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・幼児食に合う食材や栄養にも知識があることが裏付けられて、実生活でもとても安心して子供に食事を作ることができます。
・栄養士です。保育園や幼稚園の献立を考える仕事をしています。以前の小学生や中学生向けとは勝手が違うので取得しました。子供の食物アレルギー等で悩んでいるお母さんたちにも安心してもらえるような献立を意識して提案ができるようになりました。
・育児書だけではわからなかった、幼児食の知識や子どもの身体の仕組みまでわかり、取得して本当に良かったと思います。