近年増えている子供の食物アレルギー。その中でも重症化しやすいといわれている「そばアレルギー」は特に心配ですよね。そんなそばは栄養価が高く、子供に積極的に食べさせたい食品のひとつなのですが、幼児食としていつから食べさせてみるのがいいのでしょうか?
1.1歳を過ぎたあたりが一般的
幼児食としてそばを初めて与えるのは、だいたい1歳ごろが一般的だといわれています。この時期には噛む力も強くなり、奥歯で食べ物をすりつぶせるようになっているため、その意味では問題なく食べられます。
2.胃腸が安定する2~3歳から食べさせる人も
そばはアレルギー反応が出やすいことから、あまり小さいうちから与えるのは不安と考える方も多いようです。また1歳では胃腸がまだ未発達なので、胃腸が安定する2~3歳頃から与える人も増えているようです。
もちろんその場合でも、そばアレルギー反応が出ることがあるので、子供がそばを食べた後は慎重に見守る必要があります。
3.ざるそばではなくかけそばがおすすめ
冷たいそばはコシが強く、なかなか小さい子供では咀嚼しづらいものです。また体を冷やし過ぎるのも体に悪影響を与えてしまうこともあります。そのため柔らかくゆでた温かい状態で食べられるかけそばの方が、ざるそばよりも幼児には適しています。
またかけそばの方がワカメやとろろ、卵などをトッピングしやすく、子供に多くの食材を食べさせやすいというメリットもあります。
【ここに気をつけたい!そばデビューでの注意点】
初めて子供にそばを食べさせるときは、まず1本をひと口大にしたものを与えましょう。いきなりたくさん与えてしまうと、強いアレルギー症状が出てしまうかもしれません。
そしてそばアレルギーが最初に出るといわれる口の周りが、赤くなっていないかよく見てください。体に出ることもあるので、全身もチェックしましょう。アレルギーが出るまでには数時間かかることもあります。その程度の時間が経っても腫れやかゆみ、蕁麻疹などが出なければアレルギーの可能性は低いと考えられます。
《幼児食マイスター資格の口コミ》
幼児食マイスターは、子供の成長に合わせて栄養バランスを考えた献立を作れる知識があると証明される資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミを見てみましょう。
・子供の食べやすさと健康の両面を考えた食事が作れるようになりました。
・子供の食事について悩んでいる人は多く、自分の得た知識を教えてあげて喜ばれています。
・子供の体質や体格、好みはその子によって違います。自分の子の個性に合わせた食事を作れるようになって満足です。