コーヒーにこだわりを持っている人なら、豆を挽くことから始める人も多いものです。「粗挽き」や「細挽き」など、その挽き方によって味や香りが違ってきますが、それと同時に豆の分量にも注意が必要です。
ここではおいしいコーヒーを味わうための豆の分量についてご紹介します。
1.豆の使用量でも味に違いが出る
コーヒーの味は豆をどれぐらい使用するかによっても大きく違ってきます。もともとの豆の特徴や焙煎方法、挽き方も重要ですが、豆の量によってそれらの特徴を引き出せなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
2.メジャースプーン1杯が基準
コーヒーを淹れる時には、150~180ccのお湯に対し、メジャースプーン1杯(10~12g)を基準とします。初めて購入したコーヒーを淹れる時には、この分量で淹れるようにすれば、どの品種でもおいしく味わえるはずです。
3.多いと苦みやコクが出るが少ないとさっぱりする
基本の分量でコーヒーを何度か淹れてみると、そのコーヒーの味の特徴がわかってきます。そしその後はコーヒー豆の分量を調節し、オリジナルの味を出してみましょう。
コーヒー豆を多めにしたときはに苦みとコクがあり、反対に少なめに使用すればさっぱりとした味わいになります。
あまり大量のコーヒーをペーパードリップなどで一度に淹れようとすると、コーヒー豆がフィルターの目をふさいでしまい、お湯との接触時間が長くなるので、苦みの強いコーヒーになってしまいます。ドリッパーの種類にもよりますが、多くても2人分から始めればうまく抽出できるでしょう。
尚、初めての豆を試してみる場合には、最もそのコーヒーの特徴が現れやすい「中細挽き」の豆を使用するのがおすすめです。
コーヒーを淹れる時には極端に豆の量に多い少ないがあると、十分においしさを引き出すことができません。まずは基本の量を守り、少しずつ増減しながら自分の好みの味を探っていきましょう。
《コーヒーソムリエ資格の口コミ》
コーヒーソムリエは、コーヒー豆やコーヒーの産地・種類、おいしい生豆の見分け方、焙煎についてなど、コーヒーを選び、楽しむための知識がある人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・自宅でオリジナルブレンドのコーヒーを味わい、くつろぎのひと時を過ごしています。
・家族もいい趣味だと喜んでくれています。今後は焙煎にも挑戦したいと思っています。
・カフェでの仕事のスキルアップになりました。独立した時に資格を活用したいですね。