最近はスーパーなど、身近なところでいろいろなスパイスが手に入るようになりましたよね。でも「買ってみたものの使い切れなかった」という人も多いようです。
まずは料理に比較的使いやすい5つのスタータースパイスを使いこなしてみましょう。
1.ガラムマサラ
ガラムマサラは、何種類かのスパイスを独自の処方で組み合わせたインドの代表的なスパイスです。カレーを始め、さまざまな料理に使われており、日本でもスーパーで売られています。
その処方はバラエティーに富んでいて、肉用、魚用、野菜用と素材によって作りかえたりもします。また辛いスパイスは使わず、香りのスパイスだけを配合したものを「マサラ」と呼びます。
2.五香粉
五香紛は花椒、クローブ、シナモンの3種類のスパイスと、スターアニス、フェンネル陳皮のうち2種類を組み合わせ、てほぼ同量ずつ混合させた中国の代表的なスパイスです。主に臭み消しや香りづけに使われます。
ただ「五」には「多い」「複雑」といった意味が含まれ、必ずしも5種類のスパイスと決まってはいません。
3.ナツメグ
ナツメグの使い道は多様で、エキゾチックで甘く、刺激的な香りとまろやかなほろ苦さが特徴です。
基本的には肉のうまみを増すために使われますが、デザート、ワイン、熱い飲み物などと幅広く使えるのも魅力です。
4.クミン
クミンは最も古くから栽培されているスパイスのひとつで、薬用効果もあります。
ほろ苦く個性的な芳香は、カレー粉独特の風味を引き立てるのに不可欠なスパイスです。カレー粉の原料だけでなく、チリパウダーやチャツネの原料としても使われます。
5.カイエンヌチリペッパー
この名前の由来はフランス領ギアナの首都カイエンヌからきています。
現在では特定の品種ではなく、唐辛子全般の一般名称として使われています。カイエンヌチリと呼ばれる唐辛子は、世界中に約90種類ととても多く存在しています。世界で最もよく使われているスパイスのひとつで、各国にさまざま品種があります。
《スパイス香辛料ソムリエ資格の口コミ》
スパイス香辛料ソムリエは、スパイスの歴史や原産地、効果、種類、利用方法などの知識があることを認められた人に与えられる資格です。
ここでこの資格を取得した人たちの口コミをご紹介しましょう。
・スパイスのことに詳しくなったので、料理のレパートリーが増えました。
・それぞれのスパイスの効果を料理に活かしています。
・いつもの料理にスパイスを使うと今までとは全く違う味わいになるので、バリエーションが効くようになりました。資格を取ってよかったです。