カクテルの作り方には、「ビルド」「ステア」「シェイク」「ブレンド」の4つの技法があります。ビルドとステアはいずれも混ぜる技法。ビルドは飲むためのグラスに直接材料を入れて混ぜます。そしてステアはミキシンググラスでカクテルを作ったあと、飲むためのグラスに注ぎます。
ここでは「シェイク」と「ブレンド」についてご紹介します。
3.シェイク
カクテルというと、バーテンダーがシェイカーを振る姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そのイメージからカクテルを自分で作るのは難しいものだと、感じるのかもしれませんね。
シェイカーでカクテルを作る最大のメリットは、材料を短時間で急速に冷やせるということです。そのため氷が溶けて水っぽくなるのを防げます。
また混ざりにくい材料をしっかり混ぜることにも適しているため、均一な味のカクテルを作りたい時にベストな方法です。
そしてひとつのシェイクの特徴は、味がまろやかになることです。シェイクすることでお酒やフルーツの角が取れるだけでなく、空気を含むことで飲みやすい仕上がりになります。
4.ブレンド
ブレンドはミキサーを使って作る方法です。日本では一般的に”ミキサー”と呼ばれていますが、欧米では”ブレンダー”と呼ばれることが多いため、カクテルの世界では「ブレンド」と呼ばれています。
作り方は、最初にミキサーに氷と水を入れて回し、ミキサー自体をよく冷やしておきます。また短時間で作れるように、氷もあらかじめ小さく砕いておくといいでしょう。
そしてミキサーに材料と適量の氷を入れ、シャーベット状になるまで回します。その後手早くグラスに注いでください。
ブレンドは「フローズンカクテル」によく使用されます。見た目が華やかで飲みやすいので、初心者に適した技法と言えるでしょう。
《カクテルソムリエ資格の口コミ》
カクテルソムリエは数々のカクテルの種類の基本やレシピ、ベースのリキュールの種類の他、道具の使い方やカクテルに合わせたグラスの選び方などの幅広い知識を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を取った人たちの口コミを見てみましょう。
・その日の気分に合わせて、飲みたいカクテルを自分でおいしく作れるのがうれしいですね。
・自宅でカクテルを作って楽しめるようになり、とても満足しています。
・シェイカーを振るばかりがカクテル作りではないんですね。気軽に作れるようになりました。