紅茶に関する資格はいろいろな種類があります。全て民間資格なので取得してもすぐに仕事に活かせるとは限りませんが、まずは自分自身の知識を深めるために取得を目指してみてはいかがでしょう。
1.ティーインストラクター(日本紅茶協会)
一般の人に紅茶の知識や淹れ方を伝えることを目的として生まれた資格です。
このティーインストラクターには、「ジュニア」「シニア」「マイスター」の3種類があります。
ジュニアは、定められた33単位を習得して試験に合格するすることで認定されます。内容的にはどれほど難しくないものの、毎週の研修の出席、費用を考えると半端な気持ちでは取得が難しいといえるでしょう。
またシニアになるためには、ジュニアを取得したのち、5年以上の実務経験が必要になり、試験に合格すれば認定されます。
更にマイスターになるには、シニアになってから10年以上の実務経験を経るなどの基準を満たす必要があります。
2.紅茶アドバイザー(日本安全食料料理協会)
紅茶アドバイザーは、茶葉についての知識やおいしい紅茶の淹れ方、紅茶のブレンド方法など、紅茶に関する知識を広く学べる総合的な資格です。
試験の内容は基本的なことが出題されることが多いので、比較的簡単に合格することができるといわれています。
試験の開催頻度も高く、在宅受験が可能なので挑戦しやすいのが魅力です。
3.紅茶コーディネーター(日本創芸学院)
この資格も紅茶に関する基本的な知識を学べる資格のひとつです。
通信講座で学んでいくスタイルですが、紅茶の成り立ちから専門店の経営方法まで幅広く学べるのが魅力です。
試験は特になく、受講中に提出する課題をきちんとこなすことで最終的に資格が認定されます。資格を取るだけではなく、知識をきちんと身につけたい人におすすめです。
この他にもまだ多くの紅茶に関する資格があります。自分の求める状況に応じて選んでみてはいかがでしょうか。
《紅茶マイスター資格の口コミ》
紅茶マイスターは、自身が紅茶のオーナーになる上で、オーナーの知識とそれを実務で活かせる技術を持つ人に与えられる資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・紅茶専門店の開業の知識だけではなく、設備などにも詳しくなれて良かったと思います。
・茶葉についてだけでなく、ティーカップやティーポットについての知識も興味深いと思いました。
・紅茶専門店での紅茶選びがより楽しくなり、本格的な淹れ方が身につきましたね。