おいしいパンを作るためには生地をしっかり膨らませることが重要。でもなかなかうまくいかずに悩んでいる人も多いのでは?
ここではパンが膨らまない原因についてご紹介します。
1.計量と手順が適当
パン作りは正確さが重要です。
材料は全て正確に量り、手順も省略せずにレシピ通り行う必要があります。
2.ドライイーストが古い
古くなったドライイーストは、本来の力を発揮することはできません。
そのため発酵不足の原因になります。ドライイーストの保存期間は長くても半年程度です。期限内に使い切るようにしましょう。
3.捏ねが足りない
生地をしっかり捏(こ)ねないと、グルテンの膜ができずパンの伸びが悪くなり、パンの膨らみに必要なイースト菌の炭酸ガスを取り込めません。
パンを捏ねるのは重労働なので、初心者の人は捏ねが甘くなりがち。生地はしっかり捏ねてグルテンの膜をきちんと形成しましょう。
4.生地の乾燥
生地が乾燥してしまうと、イースト菌による発酵がうまく進まなくなります。
例えば生地はベンチタイムを取って寝かせる必要がありますが、そのままでは乾燥してしまいます。必ず濡らしたふきんなどをパン生地にかけておくなどして乾燥対策をする必要があります。
5.打ち粉のし過ぎ
打ち粉のし過ぎは、粉がパン生地の水分を奪ってしまいます。
適切な量で打ち粉をすることが大事です。
6.形成ができていない
例えばパン生地のとじ目が閉じられていないと、イースト菌によって発生する炭酸ガスをきちんと生地の中に閉じ込めておけずパンの形成がうまくできません。
またパン生地にキズができている時も同様です。
《手作りパンソムリエ資格の口コミ》
手作りパンソムリエは、パンの作り方やパン作りに必要な道具などに関するあらゆる知識を持っていることが証明される資格です。
ここでこの資格を持つ人たちの口コミをご紹介しますね。
・市販のパンと違い、材料を自分で選べるので安心して食べられます。
・食物アレルギーのある子どもにも、安心して食べられるパンが作れるようになってうれしいです。
・焼き立てパンを自宅で食べられるようになって、毎日が豊かになりました。