パン作りは小麦粉だけではなく、ライ麦でも作れます。その場合はこのふたつの違いをよく知ってから使いましょう。
ここではライ麦と小麦の違いについてご紹介します。
1.グルテンの含有量
小麦にはグルテンという特有のたんぱく質が豊富に含まれています。一方ライ麦には「グルテンに似た」たんぱく質が含まれています。
双方のこの成分によってパンの食感が生み出されているのです。
2.焼きあがったパンの特徴の違い
このふたつの麦には、パンの特徴にも違いがあります。
小麦粉を使ったパンは、ふんわりしてモチモチした食感になります。
一方でライ麦で作ったパンはかための食感になりやすく、中身がつまってどっしりした感じになります。こちらはどちらかというと食事に合うパンです。
3.味や風味の違い
パンは小麦粉で作られる場合が多く、香ばしい風味になります。一般的にはパンと言えば小麦粉で作ったパンの味のイメージが強いでしょう。
ライ麦で作ったパンの場合は、独特の酸味と粘りがあります。
どちらの風味や味がいいかは好みの分かれるところです。
ライ麦のパンは小麦のパンと比べると販売されている場所が限定的になります。ライ麦で作ったパンが好きな方は、自分で作るというのもひとつの方法ですよね。
何より焼き立てのパンが食べられるのがうれしい点でしょう。
《手作りパンソムリエ資格の口コミ》
手作りパンソムリエは、パンの歴史や製法、材料などの基本的知識や、パン作りや使う道具についてなどの実践的知識を持つ人に与えられる資格です。
ここで手作りパンソムリエの資格を持つ人たちの口コミを見てみましょう。
・アレルギー体質の子どもに手作りパンが作れるようになって、思う存分食べさせています。
・食べるのも楽しみですが、作っているときがストレス解消になります。
・パンが焼きあがったとき、家中が香ばしい香りに包まれて幸せです。
パン作りに興味のある方は、日本安全食料料理協会の公式サイトにアクセスしてみてはいかがでしょうか。