日本安全食料料理協会ではお酒に関連する資格もあるんですが、そのお酒に天使と悪魔がいるって知ってましたか?
正確に言うとお酒の中でも蒸留酒にいるんです。
「これ以上飲むとカラダに悪いからやめなさい!」という天使。
「いやいや、人生楽しんだモン勝ちだ!飲んじゃえ!」という悪魔。
ではなくて…
「天使の取り分(天使の分け前)=Angel's share(エンジェルズシェア)」と
「悪魔の取り分=Devil's cut(デビルズカット)」です(汗…)
【天使の取り分】
2013年に公開された映画に「天使の分け前」という作品がありました。
やはりこれもウイスキーに関わる内容。
そもそも蒸留酒とは、醸造酒を更に蒸留(アルコールを気化させて液化し、アルコール度数をあげる方法)したお酒です。
具体的には先ほどのウイスキーやブランデー、焼酎などがこの蒸留酒になります。
蒸留酒を熟成させると一部の水分やアルコール分が蒸発してしまいます。
この減ってしまった分を「天使の取り分」と呼ぶのです。
そしてその「取り分」は天使がもって行ってしまったので、人間は絶対に味わうことはできないというワケです。
なんだかロマンティックな話ですよね~
【悪魔の取り分】
一方で「悪魔の取り分」とはなんなのか?
これは熟成した後、蒸留酒を取り出すときに樽に浸み込んでしまったお酒のことです。
大きく違うのは天使の取り分が二度と味わえないのに対し、悪魔の取り分は水を入れて揺すればまた取り返せるということ。
これを使ったお酒も売られているんですよ
その名も「デビルズカット」。そのまんまですが…
「デビルズカット」は、700mlボトルで2000円程度で買えます。
その味わいはというと、普通の蒸留酒よりも濃厚だということですよ。
ぜひ試してみてはいかがでしょうか?
日本安全食料料理協会には食に関する資格が豊富にそろっています。あなたもトライしてみませんか?