日本安全食料料理協会のブログへようこそ!
ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
見た目はたいして変わらない木綿豆腐と絹ごし豆腐。
どんな違いがあるか知ってますか?
1.作り方の違い
どちらも同じなのは大豆から作られていること。
そして大豆を蒸して海水からとれる”にがり”を加え固めることは同じです。
(※にがりとは海水から塩をとった後に残った液体のことです)
違うのはここから。
木綿豆腐は温かい豆乳ににがりなどの凝固剤を入れ、凝固したものを崩します。
その後「穴の開いた」型に入れます。
これに重しを乗せて押します。
すると穴から水分や油が抜けます。
それであの木綿豆腐独特のしっかりした食感になるんですね~
一方絹ごし豆腐はどうかというと
豆乳のまま「穴のない」型に入れ、そのまま固めて作る方法です。
型に穴が開いているかいないか。
ここが大きな違いなんです。
木綿と言われる由来は、型の箱に敷いた布目が表面についているからです。
そして絹ごしは、キメの細かさとなめらかな口当たりからきている名前です。
木綿の布を使うか絹の布を使うかどうかではないので、誤解のないようにしてくださいね。
2.栄養の違い
カロリーは100g当たり木綿豆腐が80㎉に対して、絹ごし豆腐は62㎉と木綿の方がやや高めです。
タンパク質、脂質、鉄分、マグネシウムも木綿豆腐が高め。
炭水化物、糖質は絹ごし豆腐の方が高めになります。
これは製造方法の違いからきています。
3.食感を活かした調理法の違い
木綿豆腐はそのしっかりした食感から、焼く、炒める、煮るといった調理に向いています。
かたや絹ごし豆腐はなめらかな食感を活かし、サラダや冷やっこなどでそのままいただくのがおススメです。
健康にいいといわれる大豆をたっぷり使った豆腐。
今晩の夕飯にいかがですか?
日本安全食料料理協会には食に関する資格が豊富にそろっています。ぜひチェックしてみてください。