日本安全食料料理協会のブログへようこそ!
ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
日本安全食料料理協会の資格にはさまざまな食べ物や料理の資格があります。
日本には各地にその土地ならではの珍しい食べ物がありますよね。
今回はその第2回です。
7.干しくちこ=石川県
くちことはナマコの卵巣を三角形に干したものです。
一枚あたりに約50匹ものナマコを使います。とっても高級品。
大きさも厚さも均等に作り上げる職人技と、相当の時間が必要になる作業です。
酒の肴として、軽くあぶって裂きながらいただきます。
辛口の日本酒がおススメだそう。
8.鮒(ふな)ずし=滋賀県
塩漬けにした鮒をご飯に漬け込んで発酵させたものです。
内臓を取った鮒を3カ月以上塩漬けにして、夏に取り出し洗って干します。
そしてご飯といっしょに「本漬け」し、数カ月以上発酵させてお正月にいただきます。
味も香りも酸味が強く、好き嫌いはわかれるようです。
9.もろこの箱寿司=愛知県
もろことはコイ科の小さな川魚です。
もろこを醤油やみりんで甘辛く煮つけ、四角い木枠の中に敷かれたすし飯の上に斜めに入れ押し寿司にします。
最近ではもろこがあまり獲れないため、高級魚になっています。
10.ざざ虫=長野県
佃煮や揚げ物にしておいしく食べられますが、何といっても見た目はそのまま。
虫が苦手な人には無理かも…
11.イラブー汁=沖縄県
琉球王朝の時代から食べられているイラブー汁。
イラブーとはエラブウミヘビのことです。
燻製にしたエラブヘビを豚肉などと煮込みます。
長いものが苦手な人にはやっぱり無理かもしれませんね。
12.もうかの星=宮城県
もうかざめの心臓を刺身にして食べます。
見た目は血の色でちょっと敬遠されがちですが、食感がコリコリで臭みがなくおいしいそうです。
各地の珍味と呼ばれる食べ物は、その昔は人々の大切な栄養源だったことが多いようです。食べられる機会があれば体験したいですね。
日本安全食料料理協会には食の資格が豊富です。食べ物や料理に興味のある方はぜひアクセスしてみてくださいね!