日本安全食料料理協会のブログへようこそ!
ここでは日本安全食料料理協会の資格にちなんだトリビアをご紹介します。
ワインの消費量世界第2位はフランスです。(ちなみに1位はアメリカです)
フランス人は肉の消費量も世界トップクラス。
アルコールと肉の両方がトップクラスだったら、さぞ深刻な病気になる人が多いだろうと思いませんか?
でもフランスは心臓病による死亡率が、西ヨーロッパの他の国々に比べると低いんです。
これは赤ワインがポリフェノール豊富で、動脈硬化を防いでいることが原因だろうといわれています。
これを「フレンチ・パラドックス」といいます。
パラドックスとは「逆説」「矛盾」「ジレンマ」といった意味です。
簡単に言うと定説(アルコール+肉 ⇒ 病気になりやすい)に逆らうといったところでしょうか。
【赤ワインのその他の健康効果】
〇赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」には、認知症を予防する働きがあるとされています。
フランスのボルドー大学中央病院の研究によれば、1日に3~4杯の赤ワインを飲んでいる人の認知症やアルツハマーにかかる率と死亡率が最も低いということです。
5杯以上飲むと逆に死亡率が上がってしまうので、ほどほどにしておくのがよさそうですね。
〇またカリウムが豊富に含まれている赤ワインには、利尿作用があります。
高血圧は塩分の摂り過ぎによるものが非常に多いため、利尿作用によって塩分が体外に出れば血圧も下がるというワケです。
【白ワインの健康効果】
では白ワインには健康効果はあるのでしょうか。
赤ワインは黒ブドウの実、皮、種の全てを使います。
一方で白ワインは、つぶしたブドウの果汁のみを使って作られます。
そんな白ワインには食中毒に効果がある、殺菌効果があります。
もうひとつは赤ワインと同じように、塩分を体外に出す働きを持っているので、むくみ防止、高血圧に効果があるとされています。
いくら健康に効果があるとは言っても、飲み過ぎには注意してくださいね。
日本安全食料料理協会には「ワインコンシェルジュ」を始め、「焼酎ソムリエ」「カクテルソムリエ」の資格もあります。アルコール好きな人は要チェックですよ!